ポール・ニューマンさんが亡くなりました。
昨年春ごろに引退表明後、年末には入院し、末期の肺がんと闘っていましたが、
8月中には死期を目前にして病院から自宅に戻り、家族と平穏な日々を過ごしていたそうです。
そうしておそらく安らかに、平和のうちに、愛する人々に別れを告げていかれたようです。
彼の作品群、40代以上の年齢層には説明するまでもないでしょう。
「ハスラー」、「スティング」、「明日に向かって撃て」、「タワーリング・インフェルノ」など、



↑どれがなんだかわかりますか?↑60年代後半から70年代のハリウッドを代表する映画スターです。
そして家族とプライベートを愛し、モラルを重んじるという点でも
昔ながらのトータルバランスのとれた方だったようです。
訃報に関してはヤフーニュースから抜粋します。
<訃報>ポール・ニューマンさん死去「明日に向って撃て!」
9月27日23時25分配信 毎日新聞
【ロサンゼルス吉富裕倫】AP通信によると、映画「明日に向って撃て!」や「スティング」などで知られる米映画界を代表する俳優の一人、ポール・ニューマンさんが26日、がんのため死去した。83歳だった。
オハイオ州でスポーツ用品店を営む裕福な家庭に生まれ、母親の勧めで児童演劇団に入団した。第二次世界大戦中には海軍に入隊し、除隊後、大学を経て俳優養成所で演技を学んだ。1953年にブロードウェーの舞台でデビューし、55年の「銀の盃(さかずき)」で映画デビュー。一時テレビに活動の場を移すが、実在のボクサーを演じた56年の「傷だらけの栄光」の迫真の演技で注目された。男らしくセクシーな正統派の二枚目であると同時に、反抗心を秘めた危険な香りも漂わせ、複雑な感情を巧みに表現する演技派としても重用された。
「ハスラー」(61年)、「明日に向って撃て!」(69年)、「スティング」(73年)、「タワーリング・インフェルノ」(74年)など次々と話題作に出演しスターの地位を固めた。68年には「レーチェル・レーチェル」を監督し、アカデミー賞候補になった。「スクープ・悪意の不在」(81年)、「評決」(82年)など社会派作品でも重厚な演技を見せた。何度もアカデミー賞候補になりながら受賞には縁がなかったが、86年「ハスラー2」で主演男優賞を受賞した。
個人的な好みでいえば「○○ィ○○」、これは楽しいですよ。

詐欺師たちの話ですけど、最後の最後まで真剣に見てくださいね。
さて、詐欺師やハスラーという役柄とは異なり、
ポール・ニューマンは裕福な育ちだったということもあるかもしれませんが、
慈善家としても知られています。
晩年の彼の寄付の額は、こんな記事がありました。
He’s an old-fashioned up-front philanthropist (Hole in the Wall Gang for disabled children; Newman’s Own foods, which has dispensed $175 million to charity) and political activist (liberal Democrat).
共和党が世論を引っ張るこの10年間ほどは
民主党がおとなしかった(もともとおとなしいけど)こともあり、
政治的には目立ちませんでしたが、政治信念に基づき、
1億7千5百万ドル(200億円ぐらい)の寄付もやっていました。
桁違いの寄付ですね(驚)。
税制の違いとキリスト教の思想という二重に背景が違う国の人のやることですから、
単純に日本と比較することはできませんが、
日本人の一般人の年間寄付額平均が3000円で、
アメリカ人のそれが年間90000円ということから計算してみても、
日本人だったとしても6〜7億円の寄付をしたということになります。
いえ、寄付すればいいってものではないのですが、
昨今のハリウッドスターとは大分考え方の異なる人だったようですね。
安らかにお眠りください。
テーマ : 俳優・男優 - ジャンル : 映画
タグ : ポール・ニューマン ハスラー 明日に向かって撃て スティング
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