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ナイチンゲールは血を吐きながら歌う

海堂尊氏のことを知ったのは某医療関係のサイトで
書かれていたブログを読んだのが最初だった。

そこではAI(Autopsy Imaging)という
海堂さんが広めたがっている技術について、
病理学会との確執も含めて描かれていた。

というか、医者の世界にあってよくまあ堂々と
は向かうよなあとびっくりしたのだけれども、


歯に衣着せぬ正論が心地よく読める文章だった。


その海堂尊氏がマスコミに注目される理由となったのは
映画化もされた「チームバチスタの栄光」、
そしてこの第二弾は同じ設定の大学病院を舞台に繰り広げられるのだけれども、
ああ、そういうことかと妙に納得してしまうストーリーだった。


ナイチンゲールの沈黙の文庫版がしばらく前に発売されて、
時間の合間を見て読んでみた。




海堂尊氏の描くこのシリーズの中心人物は
東城大学医学部付属病院の不定愁訴外来・田口公平と
厚生労働省の変人・白鳥圭輔、
彼らを軸に事件が読み解かれる推理小説である。


いわば事件解決のためのホスト役がこの二人で、
それぞれの事件の主役はほかにいる。

今回もこの二人が出てくるのだけれども、
今回のメインゲストは小児科病棟に勤務する浜田小夜。

彼女の描き方が実に感情的で、
誰か思い入れのある女性がモデルになっているのかなと思うのだけれども
美しくて魅力的な看護師さんだ。


彼女には少々特殊な能力がある。

それは冒頭のシーンから伏線が張られているのだけれども、
明らかにされるのは怪しい、だけど有名だという設定の歌手、
水落冴子との出会いからだ。

ジャニス・ジョップリンのイメージを思い浮かべてしまう水落冴子と
浜田小夜にはある共通点がある。

それは聴くものにある影響を及ぼす彼女たちの・・・


ってここからはネタばれだから書かない~(笑)。


で、この第二作を読んで、

「ああ、そうなのか。」


そう思ったのは実は、海堂尊氏がほとばしるように書き続けている
元ネタというか、アイデアの軸となっている作品群が
わかってしまった気がするから。

大元をたどるとコナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズなんだけれども、
あのキャラクター設定と日本的に怪しげな部分はこれだなと思った。





京極夏彦の作品にも「古本屋の主人にして神社の神主である
京極堂こと中禅寺秋彦」というシャーロック・ホームズと、
友人の売れない冴えない小説家・関口というワトソン君が出てくる。

この二人を軸に、様々な人物が主役となって話が展開していくのだけれども、
しょっぱなのこの作品、「姑獲鳥の夏」は初めて読んだときに少なからぬ衝撃を受けた。

そのモチーフとなったかもしれないある疾患の女性は実在しており・・・・

と、これもネタばれだからここでやめる。


海堂氏も仕事で論文や創設、ときには本の執筆もしていただろうから
文章を書くのは苦ではなかったと思うが、それにしても
医学関係のものを書くのと娯楽作品をかき分けるのは勝手が違う。

(同じだとちょっと怖い、もしくは面白くないはず)

あのように次から次に執筆し続けるには
何かヒントとなり、軸にできる作品群があるはずだと思ったが、
そうだな、確かに京極夏彦さんの作品群と雰囲気は似ている。

そういう感じがすごく感じられる第2作目の
「ナイチンゲールの沈黙」だった。

ただし、圧倒的な背景描写に関しては
本職である京極夏彦の方がとてつもなくすごいのは
デビュー作からありありとわかる。

でも、そうだな、バックボーンを生かしてこれでいいんだなと
海道尊氏の作品を読んですごく興奮してしまったりもして(笑)。


ま、ともかく、お勧めです。

どちらも面白いけれども、併せて読めばすごく面白いと思うよ。

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 小説・文学

タグ : ナイチンゲールの沈黙 海堂尊 京極夏彦 シャーロック・ホームズ 姑獲鳥の夏

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