今年の夏もとうとう終わろうとしているけれども、夏は海辺に遊びに行きましたか?
熊本の海に面した市で生まれ育った私は子供のころから磯で遊ぶのは大好きでした。
それは何といっても様々な生物に触れ合えるから。
カニやヤドカリ、ヤドカリの家になるニシの類の小さな貝は定番ですね。
ほかにもハゼ、ちいさなエビ、イソギンチャク、その辺は常連さん。
美しいけれども不気味な辺りで海牛やアメフラシなんてのもたまに出会いました。
でも、この学生さんが発見したのは・・・
こんな宝物でした。記事転載しちゃった♪
生きたホシダカラ捕獲 白浜で珍しい南方系の貝(和歌山)9月17日17時7分配信 紀伊民報
【生きたまま捕獲されたホシダカラ(和歌山県白浜町臨海で)】
南方系タカラガイ「ホシダカラ」がこのほど、白浜町臨海の岩場で捕獲された。京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授の調査によると、白浜町近海で生きたホシダカラの確認は、1974年からこれまでに5匹だけという。
臨海実習で同実験所を訪れていた大阪大学理学部2回生の真保春紀さん(19)が、円月島近くの堤防沿い外海の岩穴のくぼみに入っているのを採集した。殻長85ミリ、殻幅57ミリ、高さ45ミリの亜成体。真保さんは「貝と分かったが最初は怖くて触れなかった。集合の合図で慌てて捕獲した」と話した。
久保田准教授は「白浜町近海で死んだ個体は10匹見つかっているが、生きたまま見つかるのは非常に珍しい。できれば白浜水族館で飼育展示したい」と話している。
ホシダカラはインド・西太平洋に広く分布。成長すると殻長100ミリに達する大型種。北限分布は三浦半島付近だが、成貝は和歌山県沿岸が北限である。
これも地球温暖化の影響ですよね。
南紀白浜はもともと黒潮が直撃する暖かい場所で、
磯釣りでも綺麗なチョウチョウウオが釣れたりする不思議な場所です。
九州北部よりも圧倒的に温かい地域です。
とはいうものの、南方のタカラガイが生きたまま取れるなんてわくわくしてしまいます。
こんなもの潮だまりで見つけたら、今でも大興奮で捕まえるだろうなあ。
そして周りの人を呼び集めてご披露しちゃう。
いいなあ、いいなあとこの記事を読んで思った私です。
でも、この行為は案外危険です。
小学校5年生のころに、天草の白戸海岸に海水浴に行った時に、
沖の水深2メートルから3メートルのあたりの海底に
たくさんのイモガイを発見して潜って取ったことがあります。
図鑑でしか生きているものは見たことがなく、
干からびた貝殻しか見ていなかったものですから喜んで潜って取ったのですが、
持って上に上がる途中で手をじくじくと突き刺されるような感触がありました。
あれあれ〜と水中眼鏡越しに見ると、
イモガイのお尻からやりのついた長い舌がぴゅーっ!ぴゅーっ!
と飛び出して私の手を刺そうとしているのですね。
なんだなんだあ?
5.6個捕まえてもっていたのですが、一応警戒して1個を残して全部落としました。
落ちながらもやりを出しているイモガイくんたち。(^_^;)
手に持っているやつは角度的に刺さらないようにもって
海上に浮かべていたゴムボートに乗っけたのですが、
しばらくするとそこに乗っていた大学生のいとこが絶叫しました(笑)。
刺されちゃってほうり棄てられました。
「こんな危険な生物を捕まえてくるんじゃない」
って怒られてあきらめたのですが、たくさんいて心残りでした。
家に帰って改めて図鑑をよく見てみると、
イモガイのやりには毒があって、それで魚をしびれさせて食べちゃう。
南方のイモガイの毒では人間が死ぬものもあると読んでびっくり。
・・・家に泊まりに来ていたそのいとこにはそのことは今でも秘密です(笑)。
テーマ : 生物学、生態学 - ジャンル : 学問・文化・芸術
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