ブレードランナー
ブレードランナーと言えばハリソン・フォード主演の名作SF映画。
原作はフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?」だ。
未来世界で逃亡したアンドロイドを狩る賞金稼ぎの異名がブレードランナー。
【送料無料選択可!】ブレードランナー ファイナル・カット スペシャル・エディション / 洋画でも、世界を沸かせているもう一人のブレードランナーがいる。
オスカー・ピストリウスがその人。
北京パラリンピックの男子100メートルで優勝した選手だが、両足にはく競走用の義足がブレード(剃刀)に見えるその姿からブレードランナーの異名がついた。
もちろん、ハリソン・フォードのブレードランナーのもじりが入っているわけだろうけれども。
「ブレードランナー」、北京で躍動〔パラリンピック〕 陸上男子100メートル(切断など)で「ブレードランナー」の異名を持つピストリウスが大逆転の金メダル。両足義足のため、ぬれたトラックの影響もあっただろう。大きく出遅れたスタートは「最悪だった」が、「ラスト70メートルを懸命に走った。ギアを6速に入れたよ」。スピードに乗った後は爆発的な走りで、2位の米国選手をゴール前で際どくかわした。
世界記録を持つ前回覇者のシャーリー(米国)が転倒するアクシデントもあったが、堂々の金メダル。「残る200、400メートルでも金メダルを取りたい。そしてもちろん2012年ロンドン五輪も楽しみにしている。3、4年間練習してね」とコメントした。
北京五輪出場の夢は断たれたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定で、健常者レースへの参加も可能になった21歳への注目度は高い。北京五輪の陸上会場で躍動した若者は「パラリンピックに出場できてうれしい。メダルを取れてハッピーだよ」と喜んだ。(北京時事)
(2008/09/09-22:57)
両足義足の選手が一体どれほどの記録で走れるのか?
驚くなかれ、100mを11秒台前半で走る。
北京五輪で優勝したボルトをはじめとする健常者男子の世界ランカーは9秒台で走るとはいえ、両足義足で11秒台とは、ちょっと信じられない早さに思えてしまう。
速く走るには足の指が靴ごしに大地をとらえる力が大事だと思っていただけに、ほんとにびっくり。
義足の性能が上がってきたこともあるのだろうか?
かつての義足は走るなんてとんでもない、できるだけ普通に歩いているかのように見せるのが義足の役目だったのだけれども、パラリンピックの隆盛もあって、スポーツ用の義手や義足がどんどん開発されてきている。
障害者が楽しめるだけでなく、それを観戦している我々も新たな競技を楽しみつつ、人類の叡智をも目の当たりにできてうれしいことだ。
いつか9秒台まで、ひょっとしたらそれ以上早い世界が義足歩行の世界には待ち受けているのかもしれない。
核の冬に覆われた映画「ブレードランナー」の描く未来世界はアンドロイドと人間の想いが交錯する暗くてやるせないものだったけれども、
大地をかけるブレードランナーが指し示す未来は明るく輝かしい、希望に満ちたものなのかもしれない。
テーマ : 北京パラリンピック - ジャンル : スポーツ
タグ : ブレードランナー パラリンピック 北京 ハリソン・フォード フィリップ・K・ディック
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