プロフィール

江の島拾い歩き

Author:江の島拾い歩き
ようこそ。江の島拾い歩き管理人です。
コメント、トラックバックは、内容確認させていただいた上で記事内容に関連していれば歓迎いたします。
記事内容への疑問、注文、問い合わせ、間違いのご指摘、ファンレター(笑)などは
enoshimawalker@yahoo.co.jp
までどうぞ。
(アドレス収集ツール対策で上のアドレスは全角@にしてますので、半角の@に変えてご利用ください。)

最近の記事

カテゴリー

ブログランキング

にほんブログ村 グルメブログ 神奈川食べ歩きへ にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ にほんブログ村 グルメブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カウンター

タグ

  • seo

ブログで紹介した画像

みんなの足@

ブログで副収入

Affiliate-B

フリーエリア


DMM.COM

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

友達申請フォーム

フリーエリア

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

リセットボタンを押す日

今日、8月15日は太平洋戦争の、つまりは第二次世界大戦の終戦記念日です。

63年前の暑い夏の日。

どんな思いでみんな天皇陛下の終戦の宣言を聴いたのでしょうか。





現人神(あらひとがみ)といって奉っていた天皇陛下の言葉が、恐れ多いと感じられたことと、
天皇陛下の言葉があまりにも国民の日常生活とはかけ離れたものの言い方だっただけに、
子供にはさっぱりわからなかったでしょうし、
あまり偉いさんと話したことのない一般国民にもわかりにくかったことでしょう。

さらには神国日本を信じて、
神風が吹く絶対的な逆転勝利を信じたがっていた人も多かったことでしょう。

海外と日本との真実の関係を、国際事情を知らない人が多かっただけに、
軍政国家の思想教育に染まりきって純粋に戦いに燃えていた人たち。

そう言う人たちにとっては日本の敗戦が信じられない、
というよりも、
自分の寄って立つ価値観自体がいきなり否定されて
何も考えられなくなった人も多かったのではないかと思います。

いわば人生の、世界観のリセットボタンをいきなり押されてしまったのですから。




私の父は今年で82歳になります。

運よく旧制高校の一つ、熊本の第五高等学校に入学していたので、
軍事教練は受けたものの、召集されずに終戦を迎えています。

しかし父の小学校や中学校の同級生の多くが、終戦の前の年から終戦の年にかけて、中には昭和20年の7月になって戦場に駆り出され、命を落とした方々が何人もいるそうです。


彼らの中のどれほどが、その時の日本の状況を理解していたでしょうか。

本土が爆撃を受けて劣勢にあることは肌で感じていても、
戦地からの訃報の多さに出征が危険であることは理解していても、
国際情勢には目を閉ざされたままです。

愛する家族や国を守りたい、その思いだけに支えられて
軍靴を履き、型遅れの小銃を持って戦地に臨んでいったのでしょう。

日本と言うこの国が、
外国の軍隊に蹂躙され、文化を否定され、言葉を奪われる、
そんなことだけは避けたいという思いで。

(日本を含む列強と言われる国々が
 19世紀から20世紀前半に発展途上国に対して
 行っていた仕打ちがまさしくそれですが。)




翻って今の日本、平成20年の日本。 そしてそれを取り巻く世界。

インターネットの発達のおかげで、
世界情勢はこうして大きく変わりました。

日本だけでも、いったい何百万人の人が
自分のサイト(主にブログ)を持っているのでしょうか?

こうして個人が大勢の人に
自分の意見を情報として簡単に発信できるなど、
20年前には考えられていませんでした。

このおかげで、個人が様々な情報に
直接タッチして考えることができる時代に変わりました。



ベルリンの壁の崩壊で
欧米の冷戦構造がドラスティックな大転換を遂げたのが、
19年前の1989年のことです。

共産主義や社会主義が崩壊し、
資本主義の世界に多くの国が方針転換(というか回帰)しました。

一方、同じ年の6月にそれに平然と背を向けた中国の天安門事件。

天安門広場に集結した学生や市民の
人民解放軍による大虐殺事件は、
中国と言う国の本音を世界に知らしめた震撼すべき事件でした。


そんな中国であっても、ここ数年のインターネットからの情報の波、
個人の意見の発信を押しとどめることはできなくなりつつあります。

中国当局は何万人とも言われるインターネット監視員を置いて、
上層部にとって困る内容はことごとく閲覧できないように
思想統制しようとしています。


でも、完全に押しとどめることはできないでしょう。

60年以上前の日本とは、
国民が手にできて、発信できる情報の量が、内容が違いすぎます。

中国にもきっと日本の終戦記念日のような日が来ることでしょう。



おっと、日本の話を書くつもりが中国の話になりました。 
失礼しました。

北京オリンピックから離れた話を書こうと思ったのに(^_^;)。



こういう情報化社会にあって、
それも個人情報が飛び交う社会にあって、
同時にその弊害も現れているのは確かですね。

ブログ炎上とか、個人情報が漏れるとか、
政治家のスキャンダルが暴かれるとか、
逆に情報操作されて株価が操作されるとか。


昔であれば作家や編集者、マスコミ、政治家、投資家
そう言うプロたちしか巻き込まれなかった情報の戦いの中に、
個人も否応なく飲みこまれて行っています。

今のこういう形、これがこの先ずっと続くのか、
さらに複雑な情報社会になるのか、
何か規制がかかって縮小していくのか、
それは発言に関してはかなり自由が許されている現在の日本であっても何とも言えません。


ですが、今後も情報を自分で咀嚼して判断して行動するという、
個人の裁量に任される時代に進んでいくのは確かなことだろうなと思います。

多様で自由な選択をできるけれども、
その選択と行動にはすべて個人が責任を負うという時代、
それ以外には進みようがないように思います。




エントロピーの法則と言うのがあります。


物質は、元素は本来、整合して何かの形をとるのではなくて、
ランダムに配置されてこそ最も安定であり、その方向に向かうのだと。

そのようなランダムな状況に向かわないように
絶えず整合性を保とうとしているのが実は生物であると。

それが保てなくなった時が生物の命の終わりであり、
ランダムな形に戻っていくのだと。

(参考文献:生物と無生物の間に)


社会も同じではないでしょうか?

個人の自由度は高くなる方向へ高くなる方向へと、
どうしても向かい続けていかざるを得ないのでしょう。

それでこそが本当に安定した状態だというわけです。


しかし、これは国家という人間の入れ物にとっては危機です。

自由度が高まって、
多様化した人間が集団の中に増えれば増えるほど、
国家としての秩序は保ちにくくなります。

つまり今の国や社会と言う制度は崩壊の方向に
世界全体として突き進んでいく可能性も高いと思います。


もちろんベルリンの壁崩壊など、
世界は進むべくして進んでいるのかもしれません。

ですが、その最後の大きな後押しの弾丸のこもった銃の
引き金を引いたのがインターネット社会であるかもしれません。



そうして日本。

日本は実は終戦記念日で天皇制国家と言う思想統制社会に別れを告げ、

そうしておいてアメリカ軍のGHQ支配により
女子供優先の骨抜き文化の国にされて、

実は国民の意識の中で国家としての体裁はもっとも希薄な、
ボロボロの国であるように、私には思えます。


愛国主義と国粋主義を混同してどちらも否定して、
自分の国を愛さない国民。

というよりも、いまやどうでもいい、無関心な国民。
個人の身の回りの関心ごとが最優先の国、日本。

すでに国民の気持ちは自由度高く、好き勝手です。
学校崩壊や医療崩壊、
第二次世界大戦後の米軍による思想統制が、
今完全に実を結んだ状況のようにも思えます。


個人の責任の意識が育たないままに、
自由度だけが獲得されていく国、日本。

権利と義務が表裏一体だということに
目をつぶるようになった人々で満ち溢れる国、日本。

自分勝手な理由でまきこみ自殺や通り魔殺人がはびこる今の世相から言っても、
良い方向にい進んでいるとは言えませんが、
日本は来るべき世界の、すべての国の未来の姿を、
モデルケースとしてこうして提示しているのかもしれません。



自由度が高まって、個人の意見がどんどん出てくるときに
国家はどうなっていくのか、
そして個人はどうすべきなのか。

そう言うことを個人個人が考え直してみる、
そして身近な人々から、自分自身と自分の周囲から、
自由と責任の問題について考え直して取り組んでいく。


毎年、8月15日がそう言う、
みずからリセットボタンを押すための記念日にできたらいいのではないかと思います。


長い日記で失礼しました。
最後まで読んでくれる人はほとんどいないだろうな(笑)。

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

タグ : 終戦記念日 8月15日 自由 個人 エントロピーの法則 ベルリンの壁 玉音放送

<< 戦没者追悼式参列者の減少 未来への遺産をどう残すか | ホーム | 日本北島康介今年奧運奪金200米蛙泳!! >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。