その登場以来、環境ホルモンの代表格のような取扱いを受けているビスフェノールA。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」に衝撃を受けてからずいぶん経つけれども、未だにその正体はよくわからない。
だけど、磯の貝類が大部分メス化してしまったり、魚の精巣が卵巣と入れ子になったりという影響は環境ホルモンが(船底塗料がこの場合主役だとしても)生み出しているのは間違いないわけで。
(ちょっと北の国から風で読んでみてください(笑))
ヤフーのニュースを見ていてこんな記事を見つけてしまった。
<ビスフェノールA>原料の哺乳瓶使用を控えるよう呼びかけ7月8日20時22分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000113-mai-soci
厚生労働省は8日、妊婦や乳幼児に対し、化学物質「ビスフェノールA」を原料とするプラスチック製哺乳(ほにゅう)瓶の使用や缶詰製品の摂取を控えるよう呼びかけを始めた。国の基準値以下でも、胎児らの健康に影響を与える可能性を示唆する動物実験を踏まえ、予防措置を取った。厚労省は同日、ホームページで情報提供するとともに、内閣府の食品安全委員会にヒトへの健康影響評価を諮問した。
ビスフェノールAはホルモンに似た作用を持ち、野生生物の生態の影響が懸念されるとして、環境省が調査を実施。04年に魚類への影響は推察されるが、ヒトには認められないとの結論を出した。
しかし、その後も国内外で「動物の胎児に、ごく微量でも神経異常や早熟を招く懸念がある」との報告がある。欧米もヒトの健康影響評価に乗り出した。
けっきょく、めちゃくちゃ疑わしくはないと言いながらも、お役人さんだって自分の子供や孫に飲ませるミルクを入れる哺乳瓶に、わざわざビスフェノールAが溶け出すものを使う人なんていないはずで。
疑わしきは罰せずという言葉はあるけれども、この場合、疑わしきは使わず、というのが正解だととうさんは言うと思うんだ。
でも、どうしてこんな風に、疑わしいものを疑わしいだけで大したことはないと言って使わせようとするのだろう?
そこには経済効率や強者への配慮というものが見え隠れするわけで。。。
韓国の米国牛肉輸入制限撤廃解除反対の問題、あれは日本人の心境も同じはず。
だけど、日本は制限付きと言いながら、とっくに牛肉輸入制限の一部をはずしている。
ほんとうならあのデモは日本でもあるはずなのにうやむやな日本に僕らはいるわけで。
間違ってることを間違ってると大きな声で言ってみても、いつの間にかなし崩しにことが運んでいる。
ビスフェノールAが流出するような容器へ飲食物を入れること、きっといつのまにかまた始まるんじゃないかと思ったりするわけで。
ちょっと仕事で失望しているので元気のない江の島管理人の愚痴(笑)。
テーマ : 気になったニュース - ジャンル : ニュース
コメントの投稿