明石焼きは好きです。焼きあがってふわふわのやつがきれいな陶板に乗って出てきたのを、お出汁につけてほふほふ言いながらいただくのが好きです。
あのあっさりした出汁が、明石焼きの焼き具合と固まった小麦粉に封じ込められた味をまた引き立ててくれるんですよね。
で、明石焼きの話じゃなくって、餃子の話(笑)。
この前は麺丸さんの餃子の話を書きました。
酢とハラペーニョとお塩でいただく焼き餃子の美味しかったこと。
今日は麺バカ息子さんの餃子のお話です。
アジアン和風餃子、この画像でございます。

なんだかきなこ餅みたいに見えますが(爆)、焼き餃子です。きな粉みたいに降りかかっているのは魚粉なんですね、けっこうびっしり振りかけてあります。
この魚粉が和風なのかと言うと、和風の本体はこちらにあると思うのですね、お出汁です。

このきな粉餃子、じゃないや、魚粉餃子をこのお出汁にふわっとつけていただくのです。
この和風出汁ってひょっとしてつけ麺の時にスープを飲むときに足すのに使うあの和風スープなのかな?
塩分のきつくない、とても優しい柔らかい味です。でも、魚介のうまみは十分に効いています。
このお出汁に餃子をずっぽしとつけて、あんぐりといただきます。
ほおほお。
これ、餃子の意外な風味が拾えていいですね。
本来、中国の方は餃子を水餃子で食すのが通常で、その方が正しい食べ方だとか。
焼き餃子を食べるのは旅順に巣くっていた侵略者で人でなしの日本人か、チベットの田舎者たちだけらしいのですが(皮肉です、念のため。)、焼き餃子は着々と中国でもポピュラーになりつつあるようです。
その焼き餃子の問題点は、どうしても味が濃くなってしまうことですね。
もともと味付けした具材を詰め込んだ餃子をゴマ油などを十分にしいた鉄鍋で焼いて、蒸しても水気が飛ぶまで加熱するので、どうしても脂分や塩分が凝縮してしまいます。
それで私はしょうゆ抜きの酢だけで焼き餃子を食べるのが好きだったのです。だけどこのアジアン和風餃子は良い意味で両者の中庸です。

堅めに香ばしく焼きあがった餃子、これを和風スープに浸すことでふたたび水分を与えます。それも味のしみ込んだ水分。
すぐには変わりませんが、数秒浸すとくたっと柔らかくなりはじめます。ここでスープもある程度一緒に餃子をがばっといただきます。
一口でね、明石焼きみたいに。
出汁が沢山踊り込んできて、噛みしめたぎょうざのぷりぷりくたくた微妙な感じと、中の具がはじけて口の中でさらに踊ります。
フワフワ感はないのですが、粉粉の魚粉がみごとに独特の触感と香りを引き出してくれるので面白いですね。
いろいろ工夫されてるなあ。楽しめました。
ちなみのこの時は主食は普通にラーメンでした。

明石焼きはどうしてあんなにふわふわなんだろうかと調べてみたら、じん粉というものがあのフワフワ感を生み出しているそうです。
加熱しても固まらない、魔法のでんぷん、じん粉。その正体はいったい、何なのでしょうか?

そんなの関係ねえ、うまい明石焼きがくいてええ!というのであれば。
テーマ : 餃子 - ジャンル : グルメ
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