みなとみらいで先週末はパシフィコでイベントがあって、お仕事しておりました。
仕事が終わってとっとと帰るべきところを、クイーンズスクエアとランドマークタワーの継ぎ目のところから夜風に当たりにふらふらと降りていくと、21時過ぎだったので遊園地も終わって静かで、誘われるように水辺へと。
みなとみらいは桜木町駅の近くまで運河のように港のラインが引かれています。
その運河沿いにベンチがあって、照明はなくてちょっと怪しいあたり、と言うかカップルがたくさんいるんだけど、その日は人気がありませんでした。

ラッキーとばかりに水辺まで降りて、海の方を見るとゆらゆらと観覧車の明かりが水面に揺らめいています。

みなとみらいはほんとに、不思議な空間ですよね。横浜と言う、近代港として開港して今年で150年を迎える人口300万人の大都市でありながら、ここまで計画的なデザインの場所を作れているのが不思議、と言うか素敵ですね。
アメリカなどの外国からのお客さんが来たときにはよくこちらの夜景が見えるホテルに部屋をお取りするのですが(インターコンチとかの高いとこじゃなくて^^;)、未来的だと言ってすごく喜ばれます。
そうして振り向くと、運河の一番深いところには日本丸が錨泊しています。

錨泊して居ると言っても実際は固定されてるのかな?動くことはなかったはずです。
何度も前を通りながら、私自身は一度も入ったことはないのですけれども、港未来を象徴する観覧車や摩天楼のはざまにあって、歴史を静かに主張してくれる美しい帆船です。
横浜にはもう一つ、元町と中華街をつなぐあたりの海辺に山下公園と言う有名な公園があります。
あちらの方が古くから有名ですね。高校生の頃のテレビドラマや映画で見た、あるいは漫画で見た横浜のイメージはあちらですね。
山下公園には氷川丸と言う船がやはり固定されていて、そして公園のそばにはマリンタワーと言う今となっては可愛らしい鉄塔が横浜の象徴のように立っていました。
どちらも2006年ごろかな? 利用者が少ないこと、安全を確保するメンテナンスのためには横浜市の予算が苦しいことなどから閉鎖されています。
船もタワーも今でも残ってはいますけれども、外からその姿を眺めるだけの港町の少しアンティークなオブジェと化しています。
1985年に大学生バックパッカーウィーンを訪れた時に、郊外の遊園地に古びた観覧車がありました。
オーソン・ウェルズの「第三の男」で使われた観覧車だよと聞いて見に行ったのですが、実は「第三の男」の内容をうろ覚えで見に行きましたから感激も何もなく、古めかしいと思っただけでした。
今やマリンタワーや氷川丸は、若い人からはそういう印象でちらりとみられるだけの遺跡になりつつあるのでしょうね。
みなとみらいの観覧車もそんな時が来るのかな。そう思って振り返るとゆらゆらと、過去から現在、現在から未来へ、時の流れの中で揺れているようにも見えました。

レイ・ブラッドベリの世界に迷い込んだような夜でした。
テーマ : 横浜!YOKOHAMA! - ジャンル : 地域情報
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